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服部尚彦さんの投稿
函嶺山荘の売却を惜しむ
平成16年8月24日
服部 尚彦  
 
函嶺山荘が、会社の施策の中で売却されると聴きました。 此処では、函嶺山荘の歴史を省みて、知らなかったと後の後悔とならない様に現関係の皆様の方々にご理解を頂きたいと本稿を書きました。
明治13年渋沢栄一、初代KDD社長の祖父らが仙石原の広大な原野に牧場を開設した後、土地の半分を仙石原村に寄付、大涌谷温泉を利用した土地の再開発を計画し、開発会社を設立しました。一方、明治政府がドイツ人医学者エルウィン・ベルツに依頼して、受けた提言に従って、時の宮内省が箱根大涌谷の開発に着手し、源泉地区周辺を御料地として買収しておりました。
宮内省、土地所有者、開発会社など関係者の努力の結果が大規模な給湯、奥箱根開発の原動力だったわけです。最近話題となっている全国温泉地の涌出量の低下に伴う諸問題がありますが、渋沢栄一の遺志を継いだ渋沢敬三(KDD初代社長)らが関与した「源泉の権利統合」は、大涌谷温泉にはその泉質から近代的な集中管理システムには適さないものの、これを成し遂げた全国で一番古いパイオニア的なシステムであるのです。
現函嶺山荘の土地は、箱根仙石の歴史と開発に貢献と名を残してきた渋沢敬三の所有していた土地を譲り受けたと聴いており、箱根に多くの別荘、保養所がありますが、景観の中にそれらが見えることがない特別な位置に建てられ、社員の保養に貢献しているのです。
お金の話で恐縮ですが、世にはお金で買える物とそうでない物があり、函嶺山荘はその位置付けを持っている稀有な場所であると考えます。
正確ではないかもしれません。原因は利用者の減少対策、年間維持費3500万円の負担軽減、土地の売却額3000万円の取得を期待されているようですが、色々な対策が考えられた上でのやむを得ぬ売却ならば仕方がありません。
売却に至らぬ次善の策(場合によってはOBにも声を掛ける)が検討される事を願って止みません
以 上
 


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