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パソコン研修会準備室
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2025年度第1回 k-unet パソコン研修会の模様

1.期 日 : 2025年8月21日(木)14:00~16:00

2.実施方法 : Zoom によるリモート研修

3.参加者 :

(1)k-unet 会員 :6名

4.講 師: 
  本間  強 委員

5.研修内容 : Windows 10 サポート終了への対応

講師の本間委員から10月14日のWindows 10サポート終了に対応するためのWindows 11へのアップグレード方法、Windows11へのOSのアップグレードに伴う現在Windows 10で使用しているアプリケーションとの互換性の影響、及びChrome OS FlexやLinuxなどの他のOSに移行する代替案等について説明し、実際のアップグレード作業の方法や他の OS を利用する場合について質疑応答をいたしました。

新規にWindows 11対応パソコンを購入した場合の古いWindows 10パソコンを再利用する場合の注意事項、及びパソコンを廃棄する場合のデータの完全な消去の重要性や、正しい廃棄方法についても説明しました。

なお、代替えのOS使用や、Windows11へのOSのアップグレードに伴い現在Windows 10で使用しているアプリケーションとの互換性の影響等についても説明しました。

詳細は、末尾の研修資料「Windows10サポート終了への対応」アイコンをクリックしてご覧ください。。

 (1) Windows10サポート終了への対応 8/21 

  Windows10は、10/14でサポート終了となり、更新プログラムが供給されなくなることを説明。 セキュリティの脆弱性等から、個人情報の漏洩等のリスクが増えるため使う場合もネット接続をしない等の注意が必要と説明を受けた。

(2) Windows11アップグレード方法の説明

マイクロソフトが提供しているURLにて、あるいはタスクバーの検索アイコンをクリックして現在使用しているPCがアップグレードに対応しているかをチェックし、「要件を満たしている」となったら、手順書に従いアップグレードをすれば良い。

 

なお、今回のOSのアップグレードで、対応できなくなるアプリもあるので事前に確認をしてOSのアップグレードを実施すること。

なお、Windows11のアップグレードの要件を満たしていない場合も、日記PC21(2025年8月号によると、Flybyと言うソフトを使うと要件を満たしていないWin10もWin11にアップデート可能となるが、マイクロソフトの保証はないので、自己責任となる。

(3) Windows11以外のOSへの移行(代替案)

Googleの「Chrome OS Flex」とか、「Linux」 にOSを変更する案の説明も受けた。

Google が無料提供している軽量なオペレーティングソフトの Chrome OS Flex をインストールして利用する。Windows と使い勝手がほぼ同じであり、周辺機器も概ね利用できる。また、機能が豊富で使いやすい Google オフィスをインストールしてオフィス系ソフトも利用できるとのこと。

一方、Linuxには、Ubuntu, Debian, Fedore, Arch Linux等種類が豊富であるが、初心者は、Ubuntuをお勧めするとのこと。 また、アプリケーションソフトしては、Office系では、Libre Officeが、メールでは、Thunderbirdが使えるので環境は整っているとのこと。

参考:日経Linux Windows乗換特集号

「Win10からLinuxへ 引越しガイド」

と言う特集記事も載っているので、興味のある方は、読んでみると良い。

(4) Win10 PCをアップグレード出来ないため引き続き利用する場合の注意点

ウィルス感染を防ぐため、インターネットに接続しない。

(5) Win10パソコンを処分する場合の注意点

パソコンを処分する場合はハードディスク内に作成したデータの悪用を防ぐためにハードディスクに記録されているデータを完全消去すること。(方法:磁気による消去、アプリによるデータ消去、物理的な破壊、専門業者に依頼 など)

処分業者を利用する手もある。

・リネットジャパン(ReNet) :パソコン無料回収は、2025/9/30まで

・LAVIE

なお、悪質な業者には注意。 

PCリサイクルマーク付きかはチェックのこと

(6) Windows10の1年延長サービス

2025/7/14にマイクロソフトは、Windows10の拡張セキュリティーアップデート(ESU)プログラムを発表。

Windows 10拡張セキュリティ Updates (ESU) プログラムを使用すると、プログラムに登録されている PC のセキュリティ更新プログラムを受け取るオプションが提供されます。 ESUは有料プログラムであり、あらゆる規模の個人や組織に、サポート終了日を過ぎたWindows 10デバイスの使用をより安全な方法で拡張するオプションを提供します

参考:https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/whats-new/extended-security-updates

アップデート体験記は、

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2ad4cfa77203f86fc25a074129f2a87f740c6ed

6.研修事項についての質疑応答

(1) 会員1

 WIN11に乗り換えないで、そのまま使い続ける場合の問題点は?

 また、Win7も利用しているが、問題点はどういうところとなりますか?

回答: OSのセキュイティーホール(脆弱性)等の修正ソフトの提供がされないこと、ウィルスソフトの新規パッチ等が提供されないことから、オンラインで、脆弱性を狙われたりすると問題となることがある。 

また、参加者から、メール等でウィルス感染をさせてしまうリスクも出てくるのではないか?とのコメントがあった。 

(2) 会員2

:Chrome OSが参考になったが、無料でこれを使うのも良いかと思ったが、どうでしょうか?

・バックアップを全部実施する等、いくつか課題があるが、是非、トライしていただければと思います。

(3) 会員3 

 キーボードの対応は、OSで決まているのか? OS、ソフトで決まると思う。

 ただしキーボードには、Windowsマーク等があるが、これは、マイクロソフトのみであるので、OS依存もある。

(4) 会員4

森さんに質問です。MACも、メジャーリリースはあるのでしょうか? 

回答:1年間に1回程度変更をしている状況

今年の9月から、MACのOSも大きく変わり、macOS Tahoe26と言うバージョンになる。

(5) 会員5

挨拶:

 質問の前に自己紹介をする。 今までパソコン研修会にも出て居ない状況で、レギュラーの方と話す機会がなかった。 森さん、楳本さん、大場さんも、京極さんもいらっしゃり、とても参加して良かった。 

質問:

大学の時は、学生アップルが好き、年寄り系は、マイクロソフトを使うことが多い。

しかし、学生と話をすると、MACとWindowsのどちらが良いのか?よく分からない。

さて本題であるが、生成AIのアプリは、MACとWINDOWSは、どちらが良いのか?(相性含め)

AIとの特に調和性という観点では、どうであろうか?

:森さん MACは、ほとんど追随している状況となっている感じ。 AIは、話題になっているが、そこまで踏み込んでいない、

ANS:(楳本さん) OSは、古い状況、 iPhoneがあるので、AIも追随している状況となっていると推測している。

ANS:(山本さん) AIは、OSの上で動くので、あまりMAC/Windwsはないと思う

7.何でも Q&A(会員6 からの質問)

① 会員A

・HDD等の捨て方をどうしたら良いのか? 
・HDD の古いのを使っているのか、古いのをフォーマットするときにコネクター等のインターフェースが、異なるが、内容を読むにはどうした良いのか

②USBにいろいろな種類があるが、みな同じか?

 結構バラバラである。 特にType-Cは種類が多い。 
会員からも、イヤーフォンを接続したが、音が出なかった。との例が紹介された。

1)今、使っているHDDの故障、PC買い替えを考えるとストレージにサーバを使用するというのはどうだろうか?  
・One Driveを使っている。
・同期を外して、Google Driveにしている。が、こちらの方が使いやすい
・HDDの故障、紛失を考えると毎月の料金を支払っても問題ない(利用者)

以上


研修会資料(クリックするとご覧になれます。)

Windows10
サポート終了への対応
2025年8月21日
本間 強

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