サテライト会中止について

3月18日サテライト会
中止について


令和2年2月27日   


新型コロナウィルス(COVID-19)の影響が拡大しており、収束の気配が見えません。そのため、皆様の安全および社会に与える影響を考慮し、表記サテライト会の開催を中止させて頂きます。

COVID-19の 影響が収束に向かうなど、事態が改善してきましたら、改めてサテライト会の開催案内をさせて頂きます。

皆様、健康に留意されお過ごし下さい。


サテライト会 会長 遠藤  静夫    

 

 

サテライト会開催のご案内

サテライト会の皆様へ


 立春も過ぎ、厳しい寒さも徐々に薄らいでいくる季節となりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
 さて、3月のサテライト会を下記の通り開催いたしますので、皆様のご出席をお願い申し上げます。
 今回のサテライト会が現体制での最後の会となりますので、総会の位置づけで会計報告などをさせていただきます。また、会の後に、ささやかな懇親の場を設けることとします。
 講演につきましては、現在、三菱電機に在籍される安倍宗男氏とKDDIの シニアディレクタである河合宣行氏から「KDDIの衛星通信事業の現状とITU活動に見る衛星通信の動向」についてお話しをして頂きます。
 皆様の奮ってのご参加を重ねてお願い申し上げます。


サテライト会 会長 遠藤  静夫    



●  日時: 令和2年3月18日(水曜日) 11時30分 ~ 13時30分


 場所: 新宿ワシントンホテル(新宿三井ビルディング2号館 地下1階 「天津飯店」

   電話: 03-3342-0685
   地図:  http://tenshinhanten.com/group/天津飯店本店

1.会食  11時30分 ~ 12時

2.卓話  12時 ~ 13時30分

演題:

「KDDIの衛星通信事業の現状とITU活動に見る衛星通信の動向」について


講師:  阿部宗男 氏
    河合宣行 氏

阿部氏の略歴:

・1978年KDDI入社、茨城衛星通信所に配属。

・1980年-1996年本社衛星通信第課にて衛星通信設備の設計・建設に従事。その間1990-1992年にインテルサットに出向。

・その後、運用部、ソリューション事業本部を経て、2008年に三菱電機に転籍、

現在は

・KDDIを含む通信事業者・放送事業者向け営業支援

・通信設備の海外向け営業支援

・ITU-RおよびAPTの標準化活動にも参加


河合氏の略歴:

・1985年KDD入社、以来、衛星通信システムの設計・構築、衛星通信を含む国際ネットワークの運用・保守などに従事。

・1993~1997年インマルサット本部(ロンドン)に出向。

・2002~2008年国際NW部衛星通信グループリーダ

・2011~14年山口衛星通信センター長、

・2017~2019年グローバルネットワークオペレーションセンター(GNOC)長、

・2018年~現在 グローバル技術・運用本部シニアディレクタ。

現在は

・KDDIのグローバルネットワークの技術・運用に関する業務

・新規衛星通信ビジネス・システムの企画調整や標準化推進活動(ITU-R、GSMA)に参加


概要: KDDIの衛星通信のあゆみを振り返えると共に、現在の衛星利用状況を報告する。 また、当社のITU活動・貢献について説明し、2019年10月に開催された世界無線通信会議(WRC-19)におけるモバイル、衛星分野のトピックスの紹介を通じて、衛星通信の動向を概観する。


3.懇親会  13時30分 ~ 14時30分

4.参加費  2,500円

5.ご出欠について

会場の都合がございますので、 3月12日(木曜日)までに    satellitekai@gmail.com   宛に出欠のご連絡をお願い致します。 


 以上、宜しくお願い申し上げます。

 

第2回サテライト会開催模様
 

令和元年の2回目のサテライト会で講師を含めて30名の参加者があった。

遠藤会長より、本日はKCSの藤井幸弘氏を講師にお迎えし、「新しいケーブル敷設船の建造について」という演題でご講演をいただきますとの挨拶があった。

更に遠藤会長より、サテライト会の今後について、前回も提案させていただいたように、サテライト会の活動は本年度末を持って終了したいとの話があった。これまでも、会員の高齢化による講演会参加者数が減少傾向にあること、幹事団の高齢化対策として若手ボランティアの協力をお願いしてきたが、具体的な協力が得られないこと、最も重要な講演者の確保についてKDDI本社、研究所の方々などにご協力をいただいてきたが限界に近付いている事が主たる要因であるとした。ただし、会員の方から、講演会は無理でも懇親会だけでも良いのでこのような集まりを続けて欲しいとの意見が寄せられているので、新たな形態での継続についても関係者と調整を行いたいとした。なお、次回は12月5日にKDDI田中会長に講演をしていただく方向で調整しており、近いうちに周知させていただく予定であるとした。

続いて、稲垣幹事より講師の藤井氏(右写真)についての紹介の後、藤井氏から更に詳しい自己紹介があった。
講師の藤井氏は、昭和58年にKDDに入社してKDD直江津海底線中継所に配属され、国際通信ケーブルの運用保守に従事した。その後、昭和61年に海底線部に移動し国際通信ケーブルの建設工事に従事した。その後平成5年に国際ケーブルシップ株式会社(KCS)に出向し、国際通信ケーブルの建設・保守業務に従事した。
2011年にKCSの執行役員になり、2015年に取締役に就任しケーブル敷設・陸揚工事等の基本計画ならびにプロジェクト管理を統括されている。またケーブル敷設船の導入はじめKCSの中長期計画も策定等を統括している。

説明を行う藤井講師と遠藤会長(手前)

講演では、本日の演題である「新しいケーブル敷設船の建造について」以下の内容の解説が行われた。
1.KCSの紹介
2.KCSのケーブル敷設船
3.新しいケーブル敷設船への要求
4.海底ケーブル敷設船におけるIT活用

最初のKCSの紹介では、KCS会社概要、会社沿革とケーブル船、地震、津波観測、資源探査ケーブル関係工事、海洋エンジニアリング、ユニバーサルジョイント・コンソーシャム等についての説明が行われた。
KCSのケーブル敷設船の紹介では、KCSがこれまで使ってきたKDD丸、KDDIオーシャンリンク、KDDIパシフィックリンクについて紹介がなされ、これまでの敷設船と比較する形で新たに建造されたKDDIインフィニティの概要の紹介が行われた。また、KDDIが運航してきたケーブル敷設船に加えて、我が国で運航されてきた海底ケーブル敷設船(沖縄丸、小笠原丸、黒潮丸、VEGA(光洋丸)、SUBARU、きずな丸等についての紹介もあった。

新ケーブル敷設船 Cable Infinity スリランカ出航

また、ケーブル敷設船特有の設備である水中ロボット、ケーブル埋設機などの主要ケーブルハンドリング機器に関する説明も行われた。
今回、KDDIおよびKCSが新たにケーブル敷設船を建造するに至った背景と新船に要求する主要仕様条件について紹介があり、最終的な新船の設備概要の解説が行われた。
今回の新船建造にあたっては、これまで通信ケーブル敷設のみを対象にしてきたが、洋上発電や海底電力ケーブルへの新規ビジネス需要が顕在化してきたことから国内で初めて電力ケーブル工事への対応が可能な設計にしたとの説明があった。
また、今回新たにケーブル敷設船を建造するにあたっては、船上設備の稼働状況やケーブル敷設状況など多種多様のデータを船内と陸上でリアルタイムに共用できるよう、現場作業の効率化とインテリジェント化に考慮を払ったIT活用の狙いについても解説が行われた。
講演後は、出席者から活発な質問が寄せられ、予定時間をかなり超過するほど盛況な質疑応答が行われた。

講演後に、遠藤会長より講師の藤井氏への謝辞が送られた。また、今回のケーブル敷設船KDDIインフィニティがスリランカのコロンボにある造船所で建造されたとの説明に関連して、スリランカ(かってのセイロン)と日本の繋がりの深さを示すエピソード(セイロンは、世界第二次大戦後のサンフランシスコ講和会議において日本がソ連等により分割統治される危機を回避する主張を行い、対日賠償請求放棄するとともに、世界で最初に対日講和条約を締結した国である。当時セイロン代表として講和会議に出席したジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナ大統領は、「憎悪は憎悪によって止むことなく、愛によって止む(Hatred ceases not by hatred, But by love.)という仏陀の言葉を引用、対日賠償請求権の放棄を明らかにすると共に、日本の国際社会復帰を求め、日本の国際社会復帰の道筋を作った。)の紹介があった。

会場風景

以上