k-unetの活動   マンスリーレター

☞ マンスリーレターへのメッセージが寄せられています。

▶ マンスリーレターへのメッセージへ

 

No.160 2024年2月25日
今月のお知らせ

 

会員の状況
新 入 会 員 : 0名
退 会 会 員 : 0名
ご逝去会員 : 0名

2月25日現在の k-unet 会員数は374名です。

活動状況
(1) 2023年度第6回運営委員会(四谷地域センター)
  2月16日(金)13:00~15:00
(2) 2023年度第4回パソコン研修会(新宿区四谷地域センター)
  2月16日(金)15:00~17:00

 

予定
(1) 2024年度第1回運営委員会(四谷地域センター)
 4月19日(金)

 

k-unetサイトの新情報
(1) 連載コーナー
・まちだより(町田香子さん)
 2月(1) 追悼 八代亜紀さん(映像:坂口行雄さん)
 2月(2) 日吉台地下壕見学ツアーに参加して(写真:樫村慶一さん)
(2) 同窓会のページ
・4年ぶりの「しあわせ会」開催(來山征士さん)

 

今月のコラム

 

担当  :  本間  強 

☆ 能登半島大地震で思い出したこと ☆

1月1日16時過ぎに能登半島で大地震が発生し多大な被害が発生しました。被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。いまだに復旧の目途が立たない地域がありますが早期に復旧することを願っています。
この大地震発生で思い出したことがあります。それは29年前の1995年1月17日早朝に発生した阪神・淡路大震災のことです。郵政省からの要請に基づきKDDもこの大地震への支援活動を実施することになり、被害に遭われた皆様にインマルサット衛星経由の無料電話サービスを提供することになりました。
当時私は子会社のKTIで船舶向けインマルサット小型地球局の無線局免許申請関係の仕事をしていました。想像もしていなかったのですが地震発生から数日後にインマルサット小型地球局による被災者への無料電話サービスの支援要員として神戸市に出張を命ぜられました。支援活動の統括部門から頂いた集合先のKDD神戸支店ビルへの経路資料を頼りに神戸市を目指して出発しました。地震発生から間もないため新幹線で直接神戸市に行くことができずとりあえず大阪まで行き一泊し、翌日JR福知山線で兵庫県三田市に向かいました。そこから六甲山脈の地下を貫通する鉄道線路で新神戸駅に到着してバスで神戸市内に入り、集合先のKDD神戸支店ビルに辿りつきました。途中で倒れた建物とか焼け焦げた建物等があちこちに散在している状況を目の当たりにし地震の怖さを実感いたしました。
翌日から被災者の方々が宿泊している避難所(学校の体育館)に車でインマルサット通信端末を運び無料電話サービスを提供して大変感謝されました。避難所の状況はテレビで見た能登半島の避難所ほどは過酷な状況ではありませんでしたが、本当に大変な環境であると感じました。夕方になりKDD神戸ビルに戻り実施状況報告と明日の予定を確認して1日が終了です。食事は3食とも支給された弁当で済ませました。KDD神戸ビルは宿泊施設ではないので当然ながらお風呂もなく仲間と雑談したのちに事務所の空き室に設けられた仮設の寝室に雑魚寝でした。このような状況で1週間ほど支援活動に従事して交代要員に引継ぎしましたが、微力ながら被災者の方々への支援ができたことは貴重な体験でした。自宅に戻ってから「いの一番」にお風呂に浸かり1週間余りの垢を洗い落としホッといたしましたが、お風呂に浸かることができる幸せを実感した次第です。
KDDは2000年に第二電電及び日本移動通信と合併してKDDIになり国内通信サービスも提供する会社になりました。阪神・淡路大震災以降も日本各地で大地震、大津波、大型台風などの自然災害が発生しましたが、非常事態発生時にはサービスの復旧に多大な支援をされていることと思います。


あとがき

「天災は忘れたころにやってくる」という警句のとおり日本に住んでいる限りは地震、台風、大津波などの自然災害の被害を避けることはできません。どこで非常事態が発生するのか予測がつきませんので、日ごろから避難経路や避難場所の確認及び非常食や飲み物等の確保などを心がけて頂きたいと思います。。

マンスリーレター次号は 石垣 英明 運営委員が担当します。

  以 上

 

 

 

 

 

 

マンスリーレター へのメッセージ

  

川角靖彦さんからのメッセージ

本間さん:私も神戸淡路震災の時KTIにいました。インマルサット端末を総務省の許可を得て国内用に使用出来るようにしたことを覚えています。ご苦労様でした。
今回の能登地震で被災された人々の困難な状況には同情を禁じ得ません。一日も早い復興を祈ります。

川角拝
2024/2/25

 

 

 


マンスリーレターへのメッセージやコメントは右上の緑色の返信・コメント送信ボタンをクリックし、ログインして同報への返信作成ルームからお送りください。