連載コーナー


まちだより
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去年の今頃は・・・

  「大きくなったら何になる?」。そんな問いに最近は、「ユーチューバー!」と答える子が増えてきたそうです。どんな職種なのか、さっぱり私にはわかりませんでした。

 そもそも、ユーチューブというものは、この自粛期間中に「地獄の11分ダンス」で身体を動かしたり、1970年代のヒット曲を自宅で楽しむくらいなものでした。そこで「ユーチューバーとは何ぞや?」と調べてみると「自作の動画を投稿する人をさす。その動画の再生時間やチャンネル登録者数の条件を満たし審査を通ると広告収入を受け取れる」と書いてありました。そういえば、最近お笑い芸人が、月額1千万を越す収入があったと告白していたことを思い出します。「コツは毎日ネットにあげる、人気は本人の努力次第、演出能力が大切」などのようですが収入には羨望のため息が出ても、小難しくてやはり、マメでない私には無理なようです。

 昔の子どもたちは、女子は「お花屋さん」「お嫁さん」、男子は「車掌さん」「警察官」が定番で、聞いた大人も「オーッ、そうか、なれるといいね」が普通のリアクションだった気がします。そういう私も「国語の先生」になりたかったし、兄は「トヨペットのタクシーの運転手」でした。兄妹とも夢は実現しませんでしたが、それなりに60過ぎの大人になっています。

 今や、小学校低学年からプログラミングという授業でパソコンを自由に操る子どもたちが溢れているようです。「ユーチューバー」になりたい子が夢を叶えて幸せな人生を送ってほしいなと願うばかりです。でも幼稚園児のなりたいものに「大きくなたったら、ゾウさん」、「カボチャがいいな」という声を聞いたとき、そっちのほうになぜか限りない感動を覚えてしまいました・・・。

 

(文 町田香子)