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原稿用紙の 思い出  

 

 8月末の朝日新聞に「原稿用紙の歴史」とも言える記事が掲載されていましたが、私にも原稿用紙とそれを扱う父にまつわる懐かしい記憶があります。
 この記事を担当した朝日の記者は、編集後記で当時のことを「わら半紙、2Bの鉛筆、消しゴム」を原稿書きの三種の神器のように書いてあり、「事件や事故の取材で原稿用紙に書く時間が無いときは、適当な場所で電話で取材メモを読み上げ、支局の記者に書き取ってもらった。経験を積んだ記者になるとトップ記事になるような長行でもメモだけを頼りに送信口でまくしたてた」ともありました。

続きは   

 

映像:坂口行雄
文:町田香子

 

 

連載ページ画像(日付表示フォルダ参照)
 
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原稿用紙の 思い出  

 

 8月末の朝日新聞に「原稿用紙の歴史」とも言える記事が掲載されていましたが、私にも原稿用紙とそれを扱う父にまつわる懐かしい記憶があります。

 この記事を担当した朝日の記者は、編集後記で当時のことを「わら半紙、2Bの鉛筆、消しゴム」を原稿書きの三種の神器のように書いてあり、「事件や事故の取材で原稿用紙に書く時間が無いときは、適当な場所で電話で取材メモを読み上げ、支局の記者に書き取ってもらった。経験を積んだ記者になるとトップ記事になるような長行でもメモだけを頼りに送信口でまくしたてた」ともありました。
 そういえば、これはこの記者が八面六臂の活躍をしてた時期からさかのぼること30年、まさしく我が家のことだなと当時が蘇ってきました!すでに、私が小さい頃から、朝日の社会部事件記者だった父は、家のありとあらゆる机に「朝日新聞社」という社名入り2Bの鉛筆と、忘れもしない緑色の升目の原稿が散らばっておりました。
 夜討ち朝駆けの生活のわりには、夜中に記者仲間を連れて帰り、お酒を飲みながら、マージャンをジャラジャラし始めるはで、タバコの煙とやかましさで何度起こされたことでしょうか。でも不思議なのは、母をはじめ家族全員が居酒屋「吉岡」(私の旧姓です)と化したこの騒ぎを、ごく自然に受け止め見守っていたことです。今思えば1分1秒を争うスクープ記事を他社に抜かれまいとする父たちの苦労やストレスが伝わっていたのでしょか・・・。

 松本清張の原稿JIJI.COMから)

 そして、確かにマージャン片手にうちの黒電話の受話器を首に挟み、原稿を読み上げていた父の仲間の姿を覚えているのです!それならまだしも、父の場合は、受話器を持ったまま安心したのか、イビキをかきながら寝ていた姿でした。晩年よく父が仲間から「ヒデさんは、よく電話の向こうで寝ちまってたよなあ。呼んでも起きないんだから」と言われてましたっけ。

 いまでも忘れられないのは父が、「松本清張の原稿用紙の字は判読不明なほど、読みづらかった。しかしあの人は努力の人だ」と語っていたことです。後年わかったのですが、松本清張の原稿の字を専門に判読する係りがいたのでした。

 

  

映像:坂口行雄
文:町田香子

 

 

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世界一美しい スタバ

 

 この夏、所用で20年ぶりに富山に行くことになりました。
 地獄の炎天下でも、せめて名物の「きときと寿司」と、駅近くにあるという噂の「世界で一番美しいスタバ」だけはなんとしても行ってこようと決心しました。まずは、「お味抜群、お値段手頃」と評判の駅ナカの「氷見きときと寿し」に新幹線から直行したのですが、なんと長蛇の列で20人待ち!見ただけでクラッとなり、諦めて駅ビルの喫茶店に飛び込みました。

続きは   

 

映像:坂口行雄
文:町田香子

 

 

連載ページ用バージョン (7月(2)日付フォルダー参照中)
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世界一美しい スタバ

 

 この夏、所用で20年ぶりに富山に行くことになりました。
 地獄の炎天下でも、せめて名物の「きときと寿司」と、駅近くにあるという噂の「世界で一番美しいスタバ」だけはなんとしても行ってこようと決心しました。まずは、「お味抜群、お値段手頃」と評判の駅ナカの「氷見 きときと 寿し」に新幹線から直行したのですが、なんと長蛇の列で20人待ち!見ただけでクラッとなり、諦めて駅ビルの喫茶店に飛び込みました。
 さて、リベンジに燃え、次のスケジュールは「スタバ」体験です。アプリや、スタバカード(ゴールド)も持っているスタバファンの私は、きときと寿司にフラれて、所用もそこそこに「スタバ行」が最大の富山ミッションになりつつありました。

左上:環水公園内のスタバ 
右上:富山の薬売り 池田屋安兵衛商店
背景は環水公園

 市内にある「世界一美しい」と謳っているスタバですが、調べてみると、運河を生かした環水公園内にあり、四季折々に変化する見晴らしが美しく、夕方の水門を照らす夕日や夜の公園のライトアップは実に見事なのだそうです。期待に胸を膨らませて、駅の観光案内所でその公園場所を確認、帽子、サングラス、日傘、水持参と完全装備でいざ出発しました。
 歩いて15分とは聞いていたのですが、容赦ない熱い太陽光線、行けども行けども見えない公園に後悔の念が湧き上がってきました。なにせ、人が歩いていないのです。倒れても発見されないだろうし、引き返そうかとサングラスをかけ直した途端、はるか彼方に看板が見えたのです!「STARBUCKS」と。さすが、2008年ストアデザイン優秀賞を受賞しただけの建築物です。芝生が広がる丘にひっそりと立ち、全面ガラス張り。ドアを開けるやいなや、「涼」が私を包んでくれました。
 この暑さにとんでもない行動に走りましたが、アイスコーヒーを一息で飲み干した私に、目前に流れる運河の眺めが、ひと夏の思い出になりました。
 

 
映像:坂口行雄
文:町田香子

 

 

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秋の利き酒 大会参加!  

 

 

 秋の味覚の中でも、日本酒党にはたまらない「しぼりたて」や「ひやおろし」の秋酒の季節となりました。埼玉県熊谷市の「権田酒造」さんから、4年ぶりの「清酒・熊谷直実」7種の利き酒大会開催の吉報が届き、往復5時間・滞在時間2時間の強行軍もなんのそのと参加してきました。
 実は、ここ権田家を切り盛りする女将が、学生時代の後輩なのです。彼女から、杜氏である夫と息子さんたちが寝る間を惜しんで酒を作り上げる行程を聞けば、日本酒に強くない私でも感動ものです。そして、利き酒大会のあとに振舞われる地産地消の食材を使った手作りの天ぷら、煮しめ、カボチャサラダなどは絶品で、これを目当ての参加者も多いのです。
 利き酒大会のルールは、まずAテーブルの7種を飲み、次にBテーブルの7種を飲んで同一の酒を味や香りで当てるというものですが、7種×2回では、たとえ少量ずつでも、私は酔いがまわってきて、利き酒もどこへやらです。50人の参加者からも良い調子になった方々が「柿ピーがほしい!」、「この酒が一番うまい!」、「立ち飲みの気分だ!」などなど、大きな声の一人言の可笑しいことといったら!私語禁止も破り、ワイワイガヤガヤと隣り合わせの人と話せば、元校長先生や、住職や看護士さんだとわかり、いかに地元の「直実」が愛飲されているのがわかりました。
 はてさて、帰りは熊谷駅前にそびえ立つ、源平合戦で名を馳せた熊谷直実像に「日本酒で足を取られず無事に帰れますように」とお願いし、湘南新宿ラインに飛び乗りました。結局車内でも、お土産の山菜料理をツマミに同期のワイン好き女子とビール好きな私とで乾杯、ホッと一息つきました。ちなみに、あとでわかったのですが、7種のうち私が一番美味しいと感じたのは「直実の大吟醸」で、一番値が張るものでした。一瞬、利き酒師の道が浮かびました・・・。
 
 
映像:坂口行雄
文:町田香子

 

 

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